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[ コラム ] 11月-28-2008

 リキュールに使う主なハーブ・スパイス。前回は「根」に続いて「茎」と「葉」に関するものを紹介していく。どれも料理等でお馴染みのものだが、あらためて得られる情報があれば幸いである。
★アロエ
和名:アロエ(漢名:蘆+旧書体の会 ろかい)
英語名:aloe
フランス語名:aloe
ユリ科。アロエ属の植物で、その汁を絞って利用する。

★バジル
和名:メボウキ
英語名:basil
フランス語名:basilic
シソ科。インドやアフリカが原産の一年草、または多年草。多くの変種がある。芳香の良いものがスイート・バジル。日本ではイタリア語由来のバジリコの異称で通っている。葉に甘い芳香がある。

★コカ
和名:コカ(漢名:古+木扁に可 こか)
英語名:coca
フランス語名:coca
コカノキ科。南米に野生する常緑低木。この葉を乾燥したものからコカインを除き、残った部分の穏やかな芳香と苦みを利用する。

★ヒソップ
和名:ヒソップ
英語名:hyssop
フランス語名:hysope
シソ科の常緑灌木。南欧、中央アジアが原産地と言われる。葉や花を利用するが、花には白、ピンク、紫などがある。葉には、ピリッとした苦味と爽やかな香りがあり、ヨーロッパ産ハッカの一種とされている。

★ラベンダー
和名:ラベンダー
英語名:lavender
フランス語名:lavandre
シソ科の多年草。地中海沿岸地域原産。花は美しい藤色または薄紫色。草全体に魅惑的な芳香を放つラベンダー・オイルを含み、ヨーロッパでは香水の原料として利用されているが、食品の香味づけにも利用される。

★レモングラス
和名:レモングラス
英語名:lemongrass
フランス語名:schenanthe
イネ科の多年生草本。インド南部、スリランカ原産。葉や茎を用いる。葉をもむとレモンのような爽やかな香りがする。この葉から採った芳香性揮発油(グラス・オイル)はレモン・エッセンスとして扱われる。

★マージョラム
和名:マージョラム(漢名:花薄荷 はなはっか)
英語名:marjoram、sweet marjoram
フランス語名:marjolaine
シソ科。地中海東部沿岸原産。タイムやオレガノに似た爽やかで甘美な芳香を持つ。

★ミント
和名:ミント(漢名:薄荷 はっか)
英語名:mint
フランス語名:menthe
シソ科の多年草。ヨーロッパ原産。種類が多いが栽培品種はペパーミント(西洋はっか)、スペアミント(緑はっか)、日本薄荷に大別される。スペアミントは穏やかな香りで料理用。ペパーミントと日本薄荷はメントールによる刺激的な香りがある。

★ローズマリー
和名:ローズマリー(漢名:迷迭香 めいてつこう)
英語名:rosemary
フランス語名:romarin
シソ科の多年草。地中海沿岸地方原産。葉に新鮮で甘い芳香と心地よいホロ苦さがあるが、樟脳に似た香りもある。西洋料理のブーケ・ガルニ(香草の束)によく用いられる。

★セージ
和名:セージ
英語名:sage
フランス語名:sauge
異称で薬用サルビアと呼ばれるシソ科の多年草。地中海北岸原産。園芸用の一年草サルビアとは別の植物。ヨモギに似た新鮮な香りを持つ宿根草。リキュールには、葉と花穂から抽出したセージ・オイルを使う。ソーセージに不可欠のハーブ。

★ティー
和名:チャ(漢名:茶 ちゃ)
英語名:tea
フランス語名:the
ツバキ科の常緑低木。中国原産。

★タイム
和名:タイム(漢名:立じゃ香草 たちじゃこうそう)
英語名:thyme
フランス語名:thym
シソ科の多年草草本。南ヨーロッパ原産。葉や花穂にすがすがしい芳香とホロ苦さを含んでいる。魚介類の臭いをおさえるのに重宝されている。

★クマツヅラ
和名:クマツヅラ
英語名:vervain
フランス語名:verveine(verveine officinale)
クマツヅラ属の多年草。フランス人は乾燥した葉をヴェルヴェーヌ・ティーとして愛飲しており、安眠を誘うといわれている。少し苦い感じがあるが、香りは穏やか。日本ではレモンの香りのあるレモン・バーベナと混同されることが多い。

注)フランス語特有の文字は一部省略して表記しています。