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[ コラム ] 2009年01月30日

 オランダのジンは昔ながらにポット・スチルで蒸留するものと考えられているが、ドライ・ジン・タイプの生産も増えてきている。

 イェネーファ(Geneva)、またはイェネーフェル(Genever)は、オランダ以外の国ではジュネヴァと呼ばれている。主な原料である大麦麦芽、トウモロコシ、ライ麦を混合して使用する。ドライ・ジンよりも大麦麦芽を多く使うため、麦芽香が残るのがジュネヴァの特徴である。

 原料穀物を糖化、発酵させ、単式蒸留機で2回ないし3回蒸留を行う。この蒸留液にジュニパー・ベリーやその他の草根木皮類を加えて、さらに単式蒸留機で蒸留が行われる。香味にコクがあり、麦芽の香りが残る少し重い酒質は、こうした製造方法によるものである。カクテルのベースとしてより主にストレートで飲まれ、ボトルごと冷やして飲む人が多い所以である。

 ジュネヴァ以外に、ダッチ・ジュネヴァ(Dutch Geneva)、ホランズ(Hollands)、スキーダム(Schiedam)などとも呼ばれている。



[ コラム ] 2009年01月23日

 ジンの代名詞ともいわれるドライ・ジン。さわやかな香気、ライトな風味、切れ味のよい蒸留酒の代表格である。ライ麦なども使われることがあるが、主な原料はトウモロコシ、大麦麦芽である。

 これらを発酵させて連続式蒸留機で95%以上のグレーン・スピリッツをつくる。この際にウオツカをつくる場合よりもやや低く抑えるのが一般的である。

 このグレーン・スピリッツをジュニパー・ベリーその他の草根木皮とともに再蒸留するのだが、二つの方法が採られる。

 ひとつは、草根木皮を加えてポット・スチルで蒸留する方法。もうひとつは、ポット・スチル上部にジン・ヘッドと呼ばれる上下が金網の円筒をセットし、内部に草根木皮を詰めて、蒸留されてくるスピリッツ蒸気とともに香気成分も一緒に抽出させる方法である。

 香りづけに使われる草根木皮類はジュニパー・ベリーの他に、コリアンダー、アニス、キャラウェイ、フェンネル、カーダモンなどの種子、アンジャリカ、オリス、リコリス、カラマスなどの根、レモン、オレンジの果皮、シナモンの樹皮なども加えられるが、その詳細は各製造メーカーのノウハウで公表されていない。そのノウハウの差がブランドごとの風味の差になっている。



[ 千葉県支部 ] 2009年01月18日

日時:平成21年1月18日 14時〜16時
場所:御嘉家”
参加人数:21名

今年の新年会は、稲毛地区のメンバーが幹事で開催しました。去年より人数も増え、人間関係もできてきているので、大いに盛り上がりました。途中、若いバーテンダーたちの考えなどを聞く時間もあり、メンバー間のコミュニケーションが活発になっています。2時間があっという間でした。その後、2次会、3次会、4次会とメンバーのお店で楽しい時間を過ごしました。

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