とp PBO:NPO法人 プロフェッショナル・バーテンダーズ機構 » Blog Archive » 台北Golden Cup International Cocktail Competition に出場して
youtubeチャンネル WRLD CLASS 2024 Cocktail Grand Prix 2023
[ ニュース ] 2月-7-2013

 

マンダリンオリエンタル東京 マンダリンバー  堀田 実希

 
 2012年12月2日桃園職業訓練中心という職業訓練学校にて2012ゴールデンカップカクテルコンペティションが開催され、PBOからは4名の選手が参加いたしました。 
 初めて海外でのカクテルコンペティションの出場という事もあり、不安もありましたが、過去に台北でのカクテルコンペティションを経験された先輩方に助言して頂き、当日は自信をもって出場する事ができました。ネーミングは分かりやすくシンプルに、信頼性をアピールする為にメジャーカップを使用した方がいい、海外選手の真似ではなく日本人らしい演技をするように等のアドバイスを頂きました。氷は日本の製氷機でつくるキューブアイスよりも一回りほど小さいサイズと聞いていましたので、練習の際は大きめのクラッシュアイスを使い、シェイカーに氷を入れる時は小さめのアイススコップを使うようにしました。
 大会当日、2012年10月8日に行われた横濱インターナショナルコンペティションへ出場されていた台北の選手と再会することができ、嬉しく思いました。頑張って!と声援を頂き、とても勇気づけられました。大会はカクテルコンペティションだけではなく、フルーツカッティングの競技やナフキンを折る競技等、様々な種目を学生達が行っておりました。皆さんプロのような手つきで素晴らしかったです。印象的だったのは表彰式が終わって会場の片付けが始まりだした頃、台湾のフレアーの学生達が自分の技の見せ合いで遊んでいるのを見た事でした。どうやら技を見せ合って、負けた方が腕立て伏せを数回やるというルールのようでした。彼らを眺めていると本当にフレアーが好きなんだと思い、改めて私も好きなバーテンダーという仕事を頑張っていこうと思いました。
 大会の次の日はKAVALANウィスキー蒸留所へ連れて行って頂いたり観光に連れて行って頂いたりと台北バーテンダー協会の役員の方達にとても良くして頂き感謝しております。そして、お世話になりましたPBO委員の皆様、助言して頂いた先輩、応援して頂いた皆様に心から感謝しております。ありがとうございました。
 
 

カクテルバー マルソウ  澤木 良太

 今回私は、辞退による欠員の為、次点で台湾へ行かせていただきました。
諸先輩方のお話で聞いてはおりましたが、あちらの学生の方々のレベルの高さに大変驚かされました。バーテンダーとしての基礎の高さは勿論のこと、ホスピタリティや魅せる意識の高さ、そして何よりそれら物事に対する情熱を感じました。現在、プロとして働かせて頂いている自覚、日々の鍛練の重要性、そしてさらなる向上心の必要性を痛感させられた思いです。
 来年度の大会には次点ではなく、実力で台湾へ出場出来るよう、精進して行く所存です。
 最後になりましたが、現地で引率をしていただきましたエグゼクティブの宮内様、国際局長の長友様、国内で様々な手配をしていただいた委員の皆様には大変お世話になりましたことを、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 
 

BAR TENDERLY  渡邊 優

 私は前回大会に引き続き2度目の出場をさせていただきました。会場は前回のホテルとは違い職業専門学校の体育館のような場所でした。
とても広い会場でデコレーション等のフルーツを仕込む場所も設置いただいてとてもやりやすかったです。氷はクラッシュアイスをちょっと大きくしたぐらい、前回と同じぐらいでトングよりもスコップのほうがやりやすそうな印象でした。
 台北バーテンダー協会の方々はとても親切で私達がストレスを感じない為に御尽力戴いているのをとても感じたのですが、英語力のなさから御礼の言葉をうまく伝えられなくて、日常会話ぐらいは勉強しなくては・・・。
 今回、入賞はなりませんでしたが台湾選手のホスピタリティ溢れるレベルの高い演技や台湾のバーシーンを見れたことはとても良い刺激になりました。
 最後になりましたが、お世話になりましたPBO委員の皆様に心から感謝しております。有難うございました。
 
 

永楽倶楽部  鈴木 和行

 今回は一つの会場であらゆる競技が同時進行していく飲料総合コンテストでした。
 台湾の選手達の大会に懸ける想いはとても熱く、会場内には試技が上手く行き満面の笑顔の選手や失敗し泣き崩れている選手など、どの選手も気持ちのこもった表情がとても印象的でした。
 舞台上での試技の美しさに魅了され、話を聞くとまだ十代の選手達も多く参加しているとの事、改めて日々の努力の大切さを痛感しました。また、日本の「スズキ」という苗字に慣れているおかげか「スズゥキさん、スズゥキさん」と多くの方に日本語で話し掛けて頂いたりと、とても親日の人が多い事がとても嬉しかったです。
 ホテルの部屋でベッドをテーブルにKAVALANウイスキーを飲みながらの打ち上げ、貴重なお話とても楽しかったです。
 引率して下さった、エグゼクティブスペシャリストの宮内さんに長友局長、大会前に何度も連絡を下さったPBO委員の皆様、選手の皆様、台湾滞在中、優しく出迎え終日ご案内頂いた台湾協会の皆様には深く感謝致します。大変お世話になりました、ありがとうございます。